コレステロールと中性脂肪の基準値
〇 LDL(悪玉)コレステロール
・保健指導値 : 120
・受診勧奨値 : 140
〇 HDL(善玉)コレステロール
・保健指導値 : 39
・受診勧奨値 : 34
〇 中性脂肪
・保健指導値 : 150
・受診勧奨値 : 300
※ 単位は mg/dl 。
私の場合ですと、2013年の健康診断で、LDLコレステロールは 110、HDLコレステロールは 51、中性脂肪は 97。いずれも「異常なし」でした。ここ2~3年はダイエットやウォーキングに取り組んでおり、その成果が出たのかなと思います。
脂質異常症って何?
血液中の脂肪値(あぶらの比率)が高い状態を脂質異常症(高脂血症)と呼びます。
血液中の脂肪分のうち、脂質異常症にかかわる成分は、コレステロールと中性脂肪。コレステロールは、細胞膜やホルモンをつくるもととなる成分であり、主に悪玉と呼ばれるLDLコレステロール、善玉と呼ばれるHDLコレステロールの2つの種類があります。
脂質異常症の基準は、空腹時、LDLコレステロール値が 140 mg/dl以上、HDLコレステロール値が 40 mg/dl未満、中性脂肪値が 150 mg/dl以上となっています。
(参考)
・厚生労働省:脂質異常症
メタボリックシンドロームって何?
内臓脂肪蓄積に加えて、空腹時血糖や血清脂質(HDLコレステロールと中性脂肪)・血圧が一定以上の値を示している状態を「メタボリックシンドローム」と呼びます。
メタボリックシンドローム(俗に言うメタボ)の診断基準(脂質の項目)では、HDLコレステロール値が40 mg/dl 未満、中性脂肪値が 150 mg/dl 以上となっています。
メタボリックシンドロームは、血圧・血糖・脂質の値が治療を要するほど高値でなくても、動脈硬化が進行しやすい状態。なので、これらの値が異常になる前に生活習慣を改善することが大切です。
(参考)
・厚生労働省:メタボリックシンドロームとは?
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